今回の国家試験は「税理士」です。税理士の国家試験は大きく分けて会計科目と税法科目に分類され、会計科目である簿記論・財務諸表論の2科目と、税法科目のうちから法人税法または所得税法のいずれかを含む3科目を選択、受験することになります。

税理士試験は、他の国家試験には見られない2つの特徴があります。
(1.) 科目選択制度
税理士試験の試験科目は、全部で11科目あり、その中から5科目を選択できます。一部必須科目もありますが、科目のボリューム、難易度、共通性を考えて選択することが可能です。
(2.) 科目別合格制度
また、必ずしも5科目全てに一度に合格する必要はなく、1科目ずつ合格することが可能。一度合格した科目は一生有効ですから、受験計画を立てて働きながら資格を取ることが十分可能です。

<税理士国家試験のスケジュール>
【5月上旬~6月上旬】 各国税局にて、受験申込用紙の交付⇒受付
【7月下旬~8月上旬】 税理士試験本試験
【12月中旬】       合格発表
 ・ 5科目合格者については、受験番号と氏名が官報に掲載され、合格証書が送付。
 ・ 科目合格者および不合格者については、結果通知が送付。

<税理士の業務内容>
(A)税務書類の作成・・・税務官公署に提出する申告書、請求書などを税理士自らの責任と判断において作成すること。
(B)税務代理・・・税に関する法令に基づき、税務官公署に対して、申告、申請、請求などを納税者に代わって行うこと。
(C)税務相談・・・具体的事例に基づき、所得金額や税額の計算などの相談に応じること。

また、税理士は上記の独占業務に付随して、以下の業務も合わせて行います。
(1.)会計業務・コンサルティング業務
(2.)補佐人制度(税務訴訟において補佐人として、弁護士である訴訟代理人とともに裁判所に出頭、出廷陳述を行うこと)
(3.)外部監査